理工学部 物質生命理工学科の鈴木由美子准教授が
「第6回資生堂女性研究者サイエンスグラント」受賞者として選出されました

3月8日の国際女性の日に合わせ、資生堂が毎年行っている研究助成「第6回資生堂女性研究者サイエンスグラント」の受賞者が発表され、本学理工学部 鈴木由美子先生が、未来の指導的女性研究者として選出されました。

「資生堂女性研究者サイエンスグラント Shiseido Female Researcher Science Grant」は指導的研究者を目指す女性を支援する研究助成で、自然科学分野の幅広い研究テーマを対象に毎年10名の女性研究者へ研究助成を行っています。

日本の研究者に占める女性の割合はまだまだ低く、女性研究者の育成に注目が集まる中、鈴木先生の研究活動は未来の科学者へのロールモデルとなることが期待されます。

上智大学理工学部に着任して1年が経つという鈴木先生は、「本グラント資金をさらなる研究環境の充実、研究発展のために利用し、「指導的女性研究者の育成」という本グラントの趣旨に沿うよう、研究を通して一人一人の学生の成長に心を傾けていきたいと思います。」と受賞の喜びを語りました。

本学から資生堂グラント受賞者が選出されるのは、第2回受賞者 竹岡裕子先生(理工学部 物質生命理工学科)に続いて2人目。

授賞式は2013年6月資生堂リサーチセンター新横浜にて開催予定で、グラント(研究助成金)として100万円の研究助成金が贈呈されます。

受賞研究テーマ名:
有機触媒反応を用いた医薬品候補化合物の合成
Synthesis of drug candidate compounds through organocatalysis
(癌や感染症を治療する新しい薬の研究)

「資生堂 女性研究者サイエンスグラント」の活動については、下記のホームページをご覧ください。

http://group.shiseido.co.jp/rd/doctor/grants/science/

第6回受賞者決定: http://group.shiseido.co.jp/releimg/2137-j.pdf