出張授業

2014年3月26日(水)教育提携校 上智福岡中学高等学校にて出張実験教室を実施しました。

ソフィーちゃん

当初2月15日に行われる予定だった出張授業は関東地方を襲った大雪の影響で急遽延期。春休み中の開催となりましたが、上智福岡中学高等学校の生徒のほか福岡雙葉学園からも女子学生が参加して、大学で行われている最先端の研究を体験しました。

今回は講師として物質生命理工学科の齊藤准教授が“細胞性粘菌”をテーマに講義を実施。
単細胞から多細胞体へ分化するユニークな生物の生き残り戦略がいかに展開されるのかを実験を通して学びました。はじめは緊張した面持ちだった生徒たちも、一緒に顕微鏡を覗きながら楽しく実験に臨みました。
また、自分の近い将来をイメージしてもらおうと、身近なロールモデルとしてOBである理工学研究科理工学専攻生物科学領域の長野裕樹さん(上智福岡中学高等学校※旧泰星学園59期卒業生)と理工学部物質生命理工学科の近藤杏奈さんが、本学の特色やそれぞれの大学生活や研究内容を紹介し、生徒たちからは「実験の楽しさを知ることができて生物学に興味がわいた」「大学生から実際の大学生活の話を聞くことができて進路選択の参考になった」などの声が寄せられました。「実体験」することは生徒たちの理科への興味関心の向上につながり、ひいては自然科学分野の研究者育成にもつながってゆくので、今後も積極的に取り組んで参ります。